2008年12月16日火曜日

Hauschka

ドイツのエレクトロニカ。

と聞いて何が真っ先に出てくるだろうか?

Kraftwerk?
Modeselektor?
Ulrich Schnauss?

俺はApparatを思い浮かべる。

Hauschkaもドイツ人。
ピアノの弦の上にいろんな物を置いて音色を変えた楽器「プリペアード・ピアノ」を使いこなす、生え際がちょい危ないおっさん。


これだけインターナショナルな世の中になっても、
その国の人にしか奏でられない音があるように感じるときがある。
ドイツの音は、何だか懐かしくて憂いを帯びている。
同じ敗戦国の日本人の音に似ているけれど、しかし高木正勝ともausとも違う。
ドイツのエレクトロニカがなんとなく好きだ。

ってでもここまで書いてふと思ったけど、
最初にエレクトロニカって書いたけど、
Hauschkaってエレクトロニカちゃうよね。
曲調はエレクトロニカっぽいけど、電子音じゃないもんね。


でも、負け惜しみみたいに言っとくと、分類することに意味はない。

電子音だとか生音だとか、
ドイツだとかイギリスだとか。
ハゲてるとかハゲてないとか。
俺もいずれハゲるけど。

と、Hauschkaの頭を見て思った。

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