2009年3月9日月曜日

Unicode

絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第2回--Googleの開けてしまった箱の中味
http://japan.cnet.com/column/pers/media/story/0,2000058034,20389453,00.htm


Gmailでケータイの絵文字が使えるのは前からだったけど、
Googleはいま、絵文字をUnicodeに入れようとしている。
で、それに関する上の記事がとても面白い。
Unicodeの策定プロセスの政治性と閉鎖性、不平等。


・Unicodeについて議論するのはUnicodeコンソーシアムのUnicode技術委員会というところ
・Unicodeを提案するGoogleのひとが、Unicode技術委員会の下部組織「シンボル符号化小委員会」の委員長である。つまり、提案する人と決める人がかぶっている。

・UnicodeはISO(国際標準化機構)とIEC(国際電気標準会議)の規格なので、WTO/TBT協定に加盟している国にはその使用が強制される。
・Unicodeの議論は、ISOとIECの下部にあるSC2(Sub Committee 2/第2専門委員会)で審議される。SC2には、各国の代表(ナショナルボディ)が派遣されてくる。
・アメリカのナショナルボディであるL2委員会は、ほとんどがUnicodeコンソーシアムの会員である。つまり、Unicodeのことを握っているので発言権が強い。


って書いてて、複雑すぎてよくわからなくなった。
まさか絵文字の話で、WTOとか、アメリカ、北朝鮮、みたいな言葉が出てくると思わなかった。
頭がパンク寸前。


↓Unicodeの技術的、歴史的な話についてはこっち

絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第1回--日本の携帯電話キャリアが選んだ道
http://japan.cnet.com/column/pers/media/story/0,2000058034,20389042,00.htm

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