2010年2月20日土曜日

生物多様性活動家は、シー・シェパードについてどう思うの?

いやいや、
違うことはわかってる。
わかった上で、あんまりわからないことを恐る恐る書いてみる。
わからないから、素直に聞きたい。

あなたがやっている生物多様性に関わる活動とシー・シェパードは、
何が同じで、何が違うのか。

違いすぎて答えようがないと思うけど。



でも、
世間の中には「生物多様性」とか「自然保護」と聞くと、
ああいうエコテロリズムを連想する人も少なからずいる。

↓シー・シェパード自身も、
自分たちは海の「生物多様性」を守っているのだと言う。

Established in 1977, Sea Shepherd Conservation Society (SSCS) is an international non-profit, marine wildlife conservation organization. Our mission is to end the destruction of habitat and slaughter of wildlife in the world's oceans in order to conserve and protect ecosystems and species.

Sea Shepherd uses innovative direct-action tactics to investigate, document, and take action when necessary to expose and confront illegal activities on the high seas. By safeguarding the biodiversity of our delicately-balanced ocean ecosystems, Sea Shepherd works to ensure their survival for future generations.(Sea Shepherd - Who We Are)


今年は生物多様性条約COP10の年だ。
そんな大事なときに、
変に口を挟んで同じに思われたくないのはわかる。

でもそれはフェアじゃない。
的外れな質問にも誠実に答えるのは、
世間を相手にする人間の義務だと思う。




そしてもうちょっと深く聞いてもいいなら、
あなた自身の「活動のガイドライン」に照らして、
シー・シェパードの活動はいけない。と言えるだろうか。

つまり、
この活動はよくて、この活動はいけない、
という正義の基準を持っているだろうか。


翻って自分のことを考えてみると、
俺にはない。
「あの団体、ノリが合わないんだよね」
とかそういう情緒的な言い方しかできない。


でもそれではダメなんだと思う。

2008年G8サミットNGOフォーラムのひとが、
前年のドイツサミットのときはNGOの連合体がいくつかに分裂していたことに触れて、
日本のNGOがある程度ひとつにまとまっているのはすばらしいけれど、
ある意味では日本のNGO界がまだまだ未成熟だということの表れかもしれない。
と言っていたことをふと思い出す。


何が違うのかとか、
何がダメなのかとか。
そういうのがよくわからないままに手を取り合えるのも、
それはそれですばらしい。

でも白黒はっきりさせることが大切なときもある。
シー・シェパードの問題は、それを考えるひとつのきっかけだと思う。

何が違うのか、何が同じなのか。


このブログ読んでしまった人、
今度あったら聞くから答えを考えといてなー!笑



追記:
なんか言いっぱなしはずるいと思ったので、
あとで俺も自分の意見を書きます。
でも難しい。まとまるかな。。

0 件のコメント: