2010年8月19日木曜日

久しぶりに高校演劇みた。

北千住で友達と飲む約束があった。
その前にいろいろ買い物しようと思ったら行こうと思ってた店がことごとく休みで途方に暮れる。
時間もて余しまくり。


でもたまたま、高校演劇フェスティバルが、
OIOI(マルイ)にある、
シアター1010(せんじゅ)というところでやってたから、
一校だけ観てきた。


劇場には、高校生とその保護者だらけで、
なんか俺には場違い感が漂う。
すごく年を取った気分になる。
もうちょい年を取ったら、逆になじめるようになるのかな。


でも実は、高校演劇を生で観るのって、二回目?
演劇ぜんぜんみてないなー、と反省した。


俺が観たのは、
授業参観のときの生徒会室で、現生徒会とその親がとりとめなくしゃべる、という劇だった。
舞台装置はすごくシンプルで、机と椅子だけ。
ストーリーも、なんか事件が起こるでもなく淡々と進む。


初めは、間の取り方がなんか息があってない感じで、
笑いを取るとこもすべってたけど、
一度笑いが起こった後は、なんだかスイッチが入ったみたいで、
別に大したストーリーじゃなかったけど、
なぜか面白かった。


それはたぶんひとつには、俺が年をとったというのがあって(笑)、
若い人を見てるだけで面白い気がする。
未知との遭遇だから。
別に何が違うってわけでもないけど、
一日中眺めてても飽きない風景みたいに、
人間観察は面白い。たぶんそれは若い人に限らず面白い。


で、もひとつは、高校生の力量だ。
俺はあんまうまいへたとかわからんけど、
なんとなく客席の空気を読みながら丁寧にやってた気がする。
ただそこで延々流れてる映像と演劇は違う。
なんかそうやって舞台と客席が互いに探りあってる空気感みたいなのがあって、
初めの微妙な空気がいつの間にかいい空気に変わってて、
面白かった。


なんかいいな、高校演劇。
誰か、来週末土日の、優秀高東京公演観に行きませんか? チケットまだあるか怪しいけど。

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