ザ・インタビューズを使い始めて10日。
なんとなくクセが分かってきた。
(今月一杯で使うのやめるので、なんかインタビューしたいなら今のうちだよーw)
質問に答えるのって、どんなふうにしますか?
俺の場合は、
まずはこちらが聞き返すところからはじまる。
「え、このことばってどういう意味ですか?」
「これは、いまどう思うかですか? そのときにどう思ったかですか?」
みたいなこまかな確認で、聞く側と答える側の間で共通認識をつくる。
相手が何を聞きたいのか、
それを聞くことで何を知りたいのか、
どんな温度の答えが欲しいのか。
それがわかってようやく何を答えるか考えはじめられる。
なのに、ザ・インタビューズでは、聞き返す相手がいない。
そのくせ、どんなに質問の意味がわからなくても、
なんか面白いことを答えられないと負け、みたいなプレッシャーがものすごい。
そう、「負け」ということばがすごくしっくりくる。
だんだんインタビューが勝負に見えてくる。
いい質問してやったぜ!みたいな質問者と、
いい答えを答えてやったぜ!みたいな回答者との、
ドヤ顔対決、的な?
だから、聞きたいことを聞いてるとか、
答えたいことを答えてるというよりは、
いいこと言わないと、というプレッシャーに押されて答えてる気がする。
だからいい質問にいい答えが出る。
それはそれで面白い。
別に噓を言ってるわけじゃないし、
いいこと言おうとして言うから、
渾身の答えを打ち返せるわけで、
きっと面白い。
2割増くらいで面白いに違いない。
面白さがインフレを起こしている。
でも、そういう過剰なコミュニケーションに興味がない。
これが勝負だったらいいけど、インタビューだとは思えない。いっそ「ザ・オオギリーズ」 とかに改名すればいいのに。
たぶん好き嫌いの問題だと思うけど、
俺は、ここの過剰性になじめない。
ハレーション気味のやりとりに目が眩む。
過剰なことが肌に合わない。
なんでかよくわからないけど。
なんでなんやろうね。
誰か、なんで俺がインタビューズが嫌いかインタビューしてよ(笑)。
もちろん、直接会ったときに。
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